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フィリピン英会話ネット
2010年03月19日

ノイノイとビリヤールが拮抗 フィリピン大統領選挙

フィリピン大統領選挙についてSWS(Social Weather Station) が3月11日に発表した世論調査(2月24-28日実施)ではベニグノ・アキノ3世上院議員(36%)とマニュエル・ビリヤールJr上院議員(34%)の支持率が拮抗した。アキノ候補は先月と比べて6%支持率を減らし、ビリアール候補は1%支持率を減らした。一方、エストラーダ候補とテオドロ候補は2%づつ支持率を増やした。この結果、アキノ候補とビリアール候補の支持率の差は先月の7%から2%に縮まり、誤差の範囲に収まった。

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ノイノイ・アキノVSビリヤール

各候補者の支持率は以下の通り。

候補者別支持率


ベニグノ・アキノ上院議員(Benigno Aquino III) 36%
マニュエル・ビリヤールJr上院議員 (Manuel Villar Jr.)34%
ジョセフ・エストラーダ元大統領 (Joseph Estrada )15%
ギルバート・テオドロJr前国防相 (Gilberto Teodoro, Jr.)6% 
エドゥアルド・ビリアヌエバ(Eduardo Villanueva )3%
リチャード・ゴードン( Richard Gordon )2%
ベテリアーノ・アコスタ(Vetellano Acosta )0.4%
ジーザス・ニカノール・ペルラス(Jesus Nicanor Perlas) 0.2%
ジョン・カルロス・デ・ロス・レイエス(John Carlos De Los Reyes) 0.1%
ジャンビー・マドリガル(Jamby Madrigal) 0.1%

地方別支持率


地方別の支持率ではルソン地方を除いてアキノ候補の支持が高く、ビリアール候補はルソン地方での支持率が高かった。また、メトロマニラではエストラーダ候補が健闘している。

メトロマニラ:アキノ42%、エストラーダ23%、ビリヤール 20%、テオドロ4%
ルソン:ビリヤール37%、アキノ33%、 エストラーダ 13%、テオドロ 6%
ビサヤ:アキノ 42%、ビリヤール37%、エストラーダ8%、テオドロ 6%
ミンダナオ:アキノ35%、 ビリヤール 33%、エストラーダ20%、テオドロ6%

社会階層別支持率


社会階層別の支持率では、人口の10%を占める上・中流階層(Class ABC)と人口の15%を占める最貧困層でビリヤール候補の支持率がトップとなったものの、人口の75%を占める大衆層(Class D)ではアキノ候補が引き続きトップだった。

上・中流階層
ビリヤール 33%
アキノ 30%
エストラーダ 14%
テオドロ 7%

大衆層
アキノ 38%
ビリヤール 34%
エストラーダ 13%
テオドロ 6%

最貧困層
ビリヤール 34%
アキノ 32%
エストラーダ 21%
テオドロ 5%

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12月から2月までの候補者別支持率の推移

SWSによるフィリピン大統領選挙の世論調査では、昨年12月初旬に行われた調査時にはアキノ候補が46%、ビリヤール候補が27%、エストラーダ候補が16%と、アキノ候補のリードが鮮明であったものの、時間を経る毎にアキノ候補の支持率が下がり、ビリヤール候補の支持率が上がってきたという傾向がある。

これはアキノ候補の人気は昨年8月のコラソン・アキノ元大統領の逝去により突然沸き起こったものであったため、時間とともにその熱が醒めてきたこと、および、ビリヤール候補の資金力にモノを言わせた選挙戦略が浸透してきたことが主たる要因だろう。ビリヤール候補は左は共産主義政党・バヤンムナ(Bayan Muna)から、右はマルコス元大統領の息子・ボンボン・マルコスまで巻き込み、反アロヨの旗印を鮮明にして選挙戦を戦っている。

5月10日の投票日まで2ヶ月を切った今、ここから途中下車する候補の票を誰が獲得するかで態勢は決するものと思われる。

【出典】Social Weather Station


posted by philnews at 14:11 | Comment(1) | TrackBack(1) | フィリピン大統領選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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