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2010年04月26日

事業仕分け第2弾

事業仕分けでは理化学研究所の研究職の妻がアシスタントをしているとして問題化された。

事業仕分け 理研、職員妻に月給50万円 枝野担当相「言い訳ばかり!」 

独立行政法人(独法)を対象にした「事業仕分け第2弾」の2日目となる26日。天下り企業の“丸抱え”や入札参加企業が1社だけの1社応札が問題となった「理化学研究所」(理研、埼玉県和光市)の不透明な体質に切り込み、結果、「事業縮減」を突きつけた。仕分けの中では、理研職員が妻をアシスタントにして、月給約50万円を理研が支払っていることが明らかになり、仕分け人側からは「お手盛りではないか」と厳しい追及があった。「全部言い訳ばかり。多額の税金を使っているという意識がなく、ガバナンス(管理)をお任せできない」。あいまいな説明を繰り返す理研側に対し、枝野幸男行政刷新担当相はこう声を荒らげた。(中略)一方で、研究職職員のアシスタント97人のうち、6人が研究職の配偶者を採用していることが指摘された。その中には、研究職の妻が週30時間勤務で、年収600万円を受給していたケースもあった。理研側はアシスタントの採用について、「複数の人間が選んでいる」と述べたが、仕分け人側から採用基準を明確にするように要望が出された。

理化学研究所の研究アシスタント97人のうち、6人が研究者の配偶者であったことが判明し、問題化された。しかし、普通に考えて、これは研究者と研究助手(アシスタント)が結婚したという職場結婚に過ぎない。実際、この6人のうち、結婚後に採用されたのはたったの2人。残りの4人は以前からアシスタントして働いていたことになる。

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http://www.flickr.com/photos/giosp/

そもそも理系の研究者というのは、学生時代から研究に没頭し、異性との出会いの機会を犠牲にしてきた優秀な人たちだ。そうやって博士課程まで進んだような人しか理化学研究所には入れない。そうして、やっと出会えた女性が研究助手。めでたく結婚し、同じ職場で働く。どうしてこれが仕分け対象になるのだろう?

一方、この問題を追及している議員だが、平成14年の資料によると国会議員のうち147人が身内を秘書にしていた。その後、秘書給与法が改正され、配偶者の新規採用は禁止されたものの、身内の採用が禁止されたわけではない。今回の理化学研究所の件を問題化した枝野幸男行政刷新担当相の第一秘書は自分の妹だったし、彼女は現在、衆議院秘書協議会の民主党事務局長に就任している。こういうのを身内採用というのではないのか?

民主党は技術立国日本をささえる科学技術予算の削減に躍起となっているようだが、全く、何を考えているのだろう?事業仕分けという名の人民裁判で、信じられないことが進行しているように思う。


posted by philnews at 16:27 | Comment(0) | TrackBack(1) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

松野明美さん 熊本市議選当選

元マラソン選手の松野明美さんが熊本市議選挙で初当選した。
松野明美さん 熊本市議増員選で初当選 元マラソン選手
熊本市と旧熊本県植木町の合併に伴う同市議増員選(定数2)が25日投開票され、タレントで元マラソンランナーの松野明美(本名・前田明美)さん(41)が初当選した。松野さんは「約束通り、一生懸命全力で植木町のために頑張りたい」と喜びを語った。

 同市植木町の選挙事務所に当選の知らせが入ると、集まった支援者から大きな歓声がわき起こった。ダウン症の子を持つ母親としても知られる松野さんは興奮気味に「植木町を元気にしたい、障害のある子どもたちのためにできることをしたいと思って立候補した」と、これからの議員活動に意欲を見せた。

 松野さんは植木町出身。現役時代は熊本市の旧ニコニコドーに所属し、87年に全日本実業団対抗女子駅伝で12人抜きをして一躍注目された。88年ソウル五輪女子一万メートルで、当時の日本記録を更新。小さな体で懸命に走る姿は多くの人の共感を呼んだ。

 引退後の01年に結婚し、現在は同市植木町で夫と2人の子どもと4人で暮らす。子育て体験をつづった本の出版やテレビ出演、講演などタレント活動をしている。地元住民らから市議増員選への出馬を望む声が上がり「育った町に恩返ししたい」と出馬を決意した。(毎日新聞 2010年4月26日)


近年は国会議員選挙にタレントが続々立候補しており、次の参議院選挙にも民主党は桂きん枝を擁立する構えである。もちろん、桂きん枝は有名だというだけで、これまで政治的な経験があるわけでもなく、イメージからしても国会には全く似合わない人だというのは言うまでも無い。つまり、民主党の人気取りのためだけに擁立されたということが見えみえだ。

一方、松野明美さんが立候補し当選したのは市議選挙だった。国会と市議会の役割は大きく異なり、市議会の方が市民の日常生活に関わる施策に直接携わることができる。松野明美さんが市議会を選択したことをまずは高く評価したい。

次に、松野明美さんはマラソン引退後、結婚、出産したが、2008年になり次男が障害(ダウン症)を抱えていることを発表した。自らの息子が障害者である松野さんが社会について、そして政治について一番必要なことは何なのかをとことんまで考えたであろうことは想像に難くない。立候補にあたって松野さんは「本当は市議会議員になる気は全くなかったんです。今までは我が子のためだけにできることをしようと思っていました。でもそれじゃいけないんだ、と。タレント松野明美より、役割をもらった方が早くいろんなことを実行できるかな、と思って。健常者も障害者も一緒に育つような社会にしたい」と語っていた。

松野さんは障害者を抱える家庭の大変さを理解し、必要な施策を立案できる人だろう。また、国政を選ばず、市政を選んだという理由に、息子の世話を身近で続けたかったという理由があるに違いない。そうした、自分の足元から社会を変えていこうという姿勢にも強く共感できる。

結局、松野さんはマラソンではオリンピックに出場できなかったが、今後、政治のあるべき姿を体現できる人だと思う。住民に身近な市政の世界で、存分に活躍してほしい。

熊本市議補選 開票結果


当日の有権者数は2万4676人(男1万1624人、女1万3052人)。投票率は57・06%。

熊本市議補選開票結果(被選挙数2-5)選管最終

当 3,934 原口 亮志 53 無新
当 3,551 松野 明美 41 無新
  2,991 小佐井賀瑞宜47 無新
  2,602 池部 正信 63 無新
   858 池部 知子 35 無新
タグ:松野明美
posted by philnews at 07:56 | Comment(2) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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