NHKの土曜ドラマ「風に舞い上がるビニールシート」を見た。UNHCR(国連高等弁務官事務所)を舞台とした物語で、主演は吹石一恵、同僚役にクリス・ペプラーや佐野史郎、片平なぎさを起用している。
UNHCRはよく知られた通り、難民救済を業務としている国連機関だ。ドラマのなかでも事務所にやってきたミャンマー難民の対応をするシーンや、本部の要請を受けて緊急で海外へ2ヶ月間派遣される職員、それに日々の忙しさを表現していた。
ただ、第一回目の今日は、吹石とクリスの恋愛話が中心で、その他にもパーティーの準備や国連対抗野球大会など、むしろ遊びの話がやけに目だっていたと思う。
全体として、どうも「華やか」なイメージだけが残ってしまった。
原作を読んでいないから、これからどう展開していくのかわからないが、2回目以降にもう少し、国連業務にフォーカスして、その活躍ぶりを描いてくれるのだろうか?
それともやっぱり、国連は9時-5時で仕事も終わる、華やかな世界なのだろうか?次回以降に注目である。