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フィリピン英会話ネット
2009年06月16日

児童労働


児童労働はフィリピンでも広く行われていて、一説には300万人の子供たちが児童労働をしているという。国際条約によって児童労働は禁止されているが、現実は一筋縄には行かない。

児童労働の背景には生きていくため、食べていくために行っているという理由があり、働くことをやめると、食べることにさえ困ってしまうという現実があるからだ。実際、同地域で児童労働を行っている家庭と、児童労働を行っていない家庭の世帯所得を比べたところ、子供が働いている家庭の方が高い所得が得られていたという研究がある。

つまり、短期的に見ると、児童労働に従事した方が、生活が豊かになり、有利なのだ。

しかし、これはあくまでも短期的な視点だ。より長期で見た場合、本来、学校で教育を受け、高度な知識や技術を身に付けられるはずの子供たちが、教育を受けないことにより、そのまま大人に成長する。そして、学校に通わなかった親は、子供の教育を重要視しないから、次の世代の教育レベルも低くなる。これでは本人(子供)が高い所得の職に付ける可能性を失うばかりか、長期的な国の成長も見込めない。

児童労働をなくすためには、児童労働をしなくてもすむ社会をつくる以外にない。つまり、子供の稼ぎなんて期待することもなく、大人の稼ぎだけで十分な生活が送れる社会をだ。

日本も戦後、多くの児童労働が見られた。それがいつのまにか無くなったわけだが、これは、政府が禁止したからだろうか?そうではなくて、児童労働に従事する必要がなくなったからだ。戦後の高度経済成長が児童労働を無くした。

児童労働を本当になくそうと思ったら、その国を経済的に発展させることが最も重要なのだ。


posted by philnews at 19:26 | Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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