国会では他の感染者が報告されていないことから、閉会はするものの、要求されている10日間の隔離はせず、議事堂内を塩素消毒することとした。
【出典】Philippine Daily Inquirer
このニュースにはかなり驚いた。よりによって、最初の死者が国の中枢で出るとは。なおかつ、そのオフィスメイトも感染している。インフルエンザは防ぎようがないから、仕方がないのかもしれないが、国としての対策がどれほどおろそかであったのかが現れてしまったように見える。本人は渡航歴がないことから、渡航の頻繁な国会議員やその周辺の人たちから感染したのかもしれない。
それから、ニュースをもうひとつ。
昨日(23日)、ビサヤ地域にあった熱帯低気圧が台風へと変わり、フィリピンを20km/h の速さで北上中。24日中にはマニラへ到達すると予想されている。台風はこれから26日にかけフィリピンの真上を北上する模様。大雨と強風には注意が必要である。