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フィリピン英会話ネット
2009年06月24日

エストラーダ上院議員の子息も感染

上院議員ジンゴイ・エストラーダの子息2人が新型インフルエンザの陽性であったことが判明した。一人は19歳でデラサール大学に通う女子大生、もう一人は15歳の男子高校生である。日曜日に病院へ行き、自宅療養していたが、陽性であることが今日判明した。2人の症状はすでに回復へ向かっているという。

また、今日あらたに131人の陽性患者が見つかり、フィリピンの陽性患者数は604人となった。患者のほとんどはマニラで発生しており、保健省長官はマニラ首都圏での地域的な流行が見られることを認めた。

首都圏では新たに40校が休校の措置を取った。

【参考】GMA NEWS

ジンゴイ・エストラーダ上院議員は、エストラーダ前大統領の息子である。エストラーダ前大統領は2010年の大統領選挙に再び出馬する姿勢を見せており、その人気の高さから、出馬すれば対抗できる候補はいないとも言われている。

今回の新型インフルエンザの件について言えば、昨日の記事で国の中枢にまで感染が広がっていることを、国としての対策の遅れではないかとも指摘したが、上院議員の子息にまで感染が広がっていることから、これは、貧富の差に関わりなく、全ての人に広がりつつあることの現われだろう。

それにしても、今日も新たに131人の新規感染者が見られたことから、フィリピンでの新型インフルエンザの流行は衰える気配を見せていない。
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