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2009年05月27日
Wolfram Alpha
Googleにライバル登場か?として発表されたのがこのWolfram Alphaである。
Googleがウェブ検索エンジンで、検索ワードに対してウェブ上から関連する情報のありかを提示するのに対して、Wolfram Alphaは内部のデータベースを検索し、「答え」を提示する。そのため、Wolframは自身を検索エンジンとは呼ばず「計算知識エンジン」と呼んでいる。
この2つにWikipediaを加えれば、情報エンジン最強の3つ巴の完成である。
Googleがネット上の検索エンジンとして最強ならば、Wolframはデーターベースを使った計算知識エンジンとして最強、そしてWikipediaはネット上の集合知としての最強と言えそうだ。
それにしてもWoflram、まるでSFアニメに登場する秘書ロボットのようだ。主人公が必要な情報を質問すると、秘書ロボットが的確に解答する。今までは、そんなの「お話」の世界でしかなかったが、最近登場している「人間型ロボット」にWoflramを搭載すれば、秘書ロボットのできあがりである。
早速、このWolfram、どんなものだか試してみた。
まず、「日本のGDP (GDP of Japan)」と入力する(入力は英語でなくてはいけない)。GDP額や推移のグラフ、それに一人当たりGDPや成長率などが一枚のレポートとして即座に示される。
フムフム、使えるかなと思いつつ、次に「東京からマニラまでの距離」と入力。
おお、距離や飛行時間、地図までつけて返ってくる。
調子に乗って「日本で一番高い山は?」と入力するが、これは解答できないようだ。但し、「富士山」と逆に入力すると富士山のデータが詳細に提示されるのだが。
その他にも「アセチルサリチル酸」と入力すると、化学式から商品名、それに融点や沸点などがその場で示される。ただ、それをどんなときに飲むのか、とか、開発の経緯なんかは示さない。
やはり計算知識エンジンだけあって、数値として返せる質問が得意なようで、性質に関する情報はあまり返ってこない。
但し、こうした点は、将来的に容易に解決されるだろう。Wikipediaに掲載されている程度の質的な情報も返せるようになればよいだけなのだから。
そうした意味では、まだまだ発展の余地があるにしても、将来的には期待のもてる情報エンジンだ。
↓のWolframサイトに行けば、誰でも気軽に試せます。検索ワードの入力は英単語で。
http://www85.wolframalpha.com/
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