これは昨日と同じG8財務相会合についてのAFPによる記事だが、朝日新聞の記事とは全く論調が違う。
こちらは「景気先行きに依然警戒 」とタイトルをつけ、「当面は経済成長に政策の焦点を当てるべきで、抑制的な政策に移行するには時期尚早だ」とする米財務長官の意見や、「われわれは『出口戦略』について考えなければならないが、その前に経済危機の出口に達する戦略を考えねばならない」とするIMF専務理事の意見を紹介している。
一方、Asahi.comは「世界経済「最悪期脱す」」とタイトルをつけ、「世界経済が最悪期を脱しつつあるとの認識を共有、大規模な財政出動など経済危機対応からの「出口戦略」などを議論した。」と伝えたのだ。
同じG8の会合にも関わらず、この2つのメディアによる伝え方は全く意味が異なるどころか、逆だ。もちろん、ほとんどのメディアは両論併記することにより批判されることから逃げているが、ポイントをどこに置くかでここまで印象が変わるのも珍しい。
いつの時代もメディアは印象操作の強力な武器である。メディアを通して本当のことを知るのは、難しい。
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