スポンサードリンク
フィリピン英会話ネット
2009年09月25日

与党議員がノイノイ・アキノ支持 フィリピン大統領選挙

8月13日の記事「フィリピンの国会」で、「フィリピンでは政党の意味があまり強くない、それは、国会議員は大統領選挙で勝利した大統領の政党へと鞍替えするからだ」と書いたが、すでにその動きが始まっている。

「多くの下院議員が、5月の大統領選挙ではベニグノ(ノイノイ)アキノIII上院議員を支持したいと考えている」とセブ州選出で与党 Lakas-Kampi-CMD に所属するアントニオ・クエンコ下院議員(Antonio Cuenco)は語った。

クエンコ氏によると、個人的に話をした100人近くの与党議員のうち、半数以上はアキノ上院議員を支持したいと考えている。また、アキノ上院議員の他には、野党 Nacionalista Party 党首マニュエル・ビラール上院議員(Manuel Villar)も人気があり、その次がやっと与党候補である国防長官ギルバート・テオドロ氏(Gilberto Teodoro)となる。

但し、ほとんどの下院議員はこの時期にアキノ支持を表明しないだろう。なぜなら、アキノ候補は野党 Liberal Party の候補であり、今、野党候補を支持表明すると、下院議員に与えられる地方開発資金(CDF:ポークバレルとして知られている)が大統領により削減される可能性が高いからだ。

またクエンコ氏は「状況はまだ流動的であり、議員たちは最も勝つ可能性の高い候補へと流れるだろう」と付け加えた。

【参考】Solons going for Aquino
posted by philnews at 03:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | フィリピン大統領選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年09月17日

フィリピン大統領選挙 候補者動向


2010年5月に予定されているフィリピン大統領選挙に向けて、日々、新たなニュースが入ってくる。

先日(9月9日)、アキノ元大統領の息子であるベニグノ・アキノIII上院議員(ノイノイ)が大統領選出馬を表明したが、それに先立つ9月5日と6日にSocial Weather Stations (SWS)によって行われた世論調査では、アキノ氏が50%、マニー・ビラール上院議員(Manny Villar)が14%、エストラーダ元大統領(Joseph Estrada)が13%、フランシス・エスクデロ上院議員(Francis Escudero)が 12%、ノリ・デ・カストロ副大統領(Noli de Castro)が7%と、2位以下を圧倒的に引き離した支持を獲得した。調査は有権者の40%が居住するルソン地域で、1200人を対象に行われたもの。

一方、15日、与党 Lakas-Kampi-CMD の大統領候補として国防長官ギルバート・テオドロ(Gilberto Teodoro)が選出された。また副大統領候補には内務省長官ロナルド・プノ(Ronaldo Puno)が推薦された。この決定は11月までに予定されている与党の全国大会を経て最終化される。

今回、与党の大統領候補として選出されたテオドロ氏は、元タルラック州選出の下院議員であり、母はタルラック州の大地主コファンコ家の人間である。サンミゲル・コーポレーション会長のエデゥアルド・コファンコ(Eduardo Cojuangco Jr.)は叔父にあたる。また、アキノ氏もコファンコ家(アキノ元大統領の旧姓はコファンコ)であることから、テオドロ氏とアキノ氏は従兄弟である。

但し、テオロド氏は世論調査で名前も挙がらない存在であり、知名度があまりにも低いことから、与党関係者の中でも「勝負にならない」と危惧する声が聞かれる。

与党 Lakas-CMD からは、マニラ首都圏開発庁(MMDA)長官のバヤニ・フェルナンド(Bayani Fernando)も出馬に意欲を見せていたが、今回の選考会で敗退した。同じく、与党のノリ・デ・カストロ副大統領(Noli de Castro)も有力候補と見られていたが、選考会議に先立ち、カストロ氏は「自分はもはや与党からは出馬しない」と述べていた。しかし、これは、与党から出馬しないことを述べたに過ぎず、大統領選そのものへの出馬の有無は不明である。

【参考】Aquino tops Luzon poll
    Lakas picks Teodoro, as VP snubs coalition
posted by philnews at 09:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | フィリピン大統領選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年09月07日

ルイス・チャビット・シンソン氏の 事 件

選挙が近づくにつれ、次々と政治家のスキャン ダルが発覚する。昨日はアロヨ大統領の息子、マイキー・アロヨ下院議員の資産疑惑を伝えたが、今日は、ルイス・(チャビット)・シンソン氏の傷 害事件である。

ルイス・(チャビット)・シンソン(Luis “Chavit” Singson)氏は元南イロコス州知事で、エストラーダ元大統領を追い出したEDSA2のきっかけとなった人物である。EDSA2はエストラーダ元大統領の汚 職疑惑が発端だったが、それを最初に暴露したのが、元大統領の取り巻きの一人だったシンソン元知事だった。本来、シンソン元知事もエストラーダ元大統領と同罪に問われるべきであったのだが、司法取引により追訴を免れた。そして、エストラーダ元大統領の失脚後は、その功績を評価され、アロヨ政権で大統領顧問(国家安全保障)の要職を与えられていた。

そのシンソン元知事に飛び出したスキャン ダルは、内縁の妻に対する傷 害事件である。9月2日、シンソン元知事の内縁の妻チェ・チョンソン(Che Tiongson)さんがシンソン元知事に暴 力を振るわれたとして裁判所に訴え出た。

シンソン元知事は、暴 力を振るったことは認めたが、それはチョンソンさんの浮気現場を目撃したためだと説明した。シンソン氏がチョンソンさんに与えたアパートを訪れると、そこでチョンソンさんと別の男が一緒にいるのを目撃、シンソン氏は両者に暴 力を加えたという。チョンソンさんはシンソン氏を女性・子供への虐 待を禁止する法律に違反したとして訴えでたが、シンソン氏は「妻の浮気現場を目撃した際の暴 力は罰せられない」として闘う姿勢を示している。

アロヨ大統領は政権に火の粉が降るかかることを恐れ、シンソン氏に大統領顧問職の辞任を求めている。

【参考】Partner files complaint vs Singson
Arroyo asks Singson to take leave of absence
posted by philnews at 18:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | フィリピン大統領選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年09月06日

アロヨ大統領の息子、マイキー・アロヨ下院議員に資産疑惑


フィリピンでは2010年の大統領選挙に向けて、様々な策謀が動き出している。

今回槍玉に挙がったのはアロヨ大統領の長男で、パンパンガ州選出の下院議員であるマイキー・アロヨ(Mikey Arroyo:1969年生まれ)である。

マイキー・アロヨ下院議員が132万ドル(1億2000万円)相当の不動産をアメリカに所有していることが明らかにされた。これはアロヨ議員の資産報告書に掲載されたものである。アロヨ下院議員は「資産の所有権は管理会社にあり、自分は20%の権利しか所有していない」と主張している。

しかし、アロヨ議員が下院議員となる2年前の申告では、彼は500万ペソ(1000万円)の資産しか所有しておらず、2004年に下院議員に当選後、2008年には9900万ペソ(2億円)を所有しているとなっている。果たしてこの1億9000万円もの資産増加は如何にして説明されるのか?

アロヨ議員はそれを「結婚式でのご祝儀と、これまで2回の選挙資金を蓄えたものだ」と語る。この説明が真実だとしても、果たして、これほど巨額の祝儀を大統領の息子が受け取ることに問題がないのか、そして、選挙資金の余剰を個人的資産として所有することに問題はないのかという疑問は残る。

一方、アロヨ大統領自身、大統領就任時(2002年)の申告された資産額6670万ペソ(1億3000万円)が2008年には1億7180万ペソ(2億5000万円)に増加している。

これらは全て、資産報告書で公開された額なので、実際に彼らがどれだけの資産を蓄えているのかは想像もつかない。

【出典】Mikey’s hideaway
posted by philnews at 02:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | フィリピン大統領選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年09月05日

ベニグノ・アキノIII上院議員(ノイノイ) 大統領選に出馬か?

アキノ元大統領(Corazon Aquino)が逝 去したのが8月1日だったが、これを契機としてにわかに浮上したのがコラソン・アキノ元大統領の息子、ベニグノ・アキノIII上院議員(Benigno Aquino III:通称ノイノイ)の大統領選挙への出馬である。


アキノ元大統領の葬 儀では、10万人以上の市民が街頭へ繰り出して、その死を悼んだが、この国民の結集が向けられた先が、息子ベニグノ・(ノイノイ)・アキノIII上院議員の大統領選出馬への期待だった。

これまで来年(2010年)の大統領選挙にはエストラーダ元大統領(Joseph Estrada)、ロハス上院議員(Manuel Roxas II)などが有力な候補として挙げられており、エストラーダ元大統領が出馬すれば当選は確実とも言われていた。しかし、すでに2人はノイノイが出馬するなら、自分たちは立候補しないと表明している。また、立候補を予定していたパンパンガ州のパニロロ知事(Ed Panlilio)、イサベラ州のパダカ知事(Grace Padaca)、それに有力候補の一人、マカティ市のビナイ市長(Jojo Binay)も出馬をノイノイに譲ると表明した。

また、副大統領への出馬を予定していた人気の高いパギリナン上院議員(Kiko Pangilinan)も、ロハス上院議員が大統領への出馬をノイノイに譲るなら、自分は副大統領への立候補をロハス上院議員に譲ると表明した(両者は自由党所属)。

このように、反アロヨ派の大統領選挙立候補予定者の多くがアキノ上院議員の出馬を待望するなか、当のアキノ上院議員自身は出馬の意向をまだ固めていない。

民主主義の象徴アキノ元大統領は死して尚、フィリピンの大統領選にかつてない大きな影響を与えた形だ。

【参考】Who else will give way to Noynoy?
Light a candle for reluctant Aquino
posted by philnews at 18:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | フィリピン大統領選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。